天才ニート

器用貧乏という言葉がある。なんでも「大概のことを並かそれ以上でこなせる反面、突出して優れた分野も持ち合わせていない人、又はその状態」という事を指すらしい。(はてなキーワードより引用)あまり器用に様々な物事をこなす事ができない私にとっては、なじみのない言葉であるが、仲の良い先輩が言っていたのを聞いて「面白い言葉だな」と思った。

似たような感じで最近聞いた面白い言葉がある。それは「天才ニート」だ。おそらく一般的な言葉ではなくて、知人が作った言葉だと思うのだが、意味的には「能力は高いのだけどやる気がない人、もしくは社会と親和しにくい人」といったような人を指しているようであった。その時のその使い方は、的を得ていたし、なんとも語感が滑稽で、ひどく印象に残った。

ともあれ、こういう人は世の中に結構いるのではないかと考えている。一般的な会社では、能力は高いけどモチベーションが低い、積極性がない、という人が大半をしめているそうだ。今時の若者は特にその傾向が強いとのこと。なんとももったいない事だなと思うし、「天才ニート」が何事にも本気になったらすごい事になるのだろう。

でも彼らに限ってそんなことはきっとないし、そんな人は「天才がんばるマン」となって社会を牽引していくのだ。とりあえず「天才」ではない私は、まず「がんばるマン」を目指そうと思う。(taxpon=ITエンジニア)