家猫は看取られて逝く十七夜 友だちの飼い猫が死んだ。享年十八歳。旅行中のおばさんを昏睡ながら待ち、ちゃんと挨拶して逝ったのだと。 昔、祖父母の家の猫・マルも、マルを一番可愛がっていた従兄弟の帰郷を待って、従兄弟の手の甲をペロリと舐め、何処か…
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